2017年06月25日

合掌

つい先日、小林麻央さんの訃報を耳にしました。

生命には限りがあるとは言うものの

早すぎる死が悔やまれてなりません。



かなり前になりますが、一人の独身女性のリフォーム工事に携わった過去があります。

まだまだ拙く、少数で会社運営をしていた頃のお話です。

数社との競合でしたが、当時の丸勇ハウジングにお声をかけて頂きました。

手書きの見積りのミスを叱責されながらも

何故か声をかけて頂いたんですよね。

「奥さん」という二人称が大変失礼にあたった事に気づかされたのは

商談を何度か繰り返したのちのお話です


床下を泥まみれになりながら点検をさせていただき、誠実に現況を報告をしました。

その一点だけです。 当社に決めていただいた決め手は。

信用出来ると判断していただいたようです。



当初は学生時代に打ち込んでいた陸上競技の後遺症と話されていた

身体の不調の実態は、前述の麻央さんと同じ病でした。


藁をもすがる思いで、ご自身で情報収集をされた上でのリフォーム工事。

当社としては天然素材を手掛けた瞬間でした。



運命とは残酷で、病は工事の完成を待つことなく蝕み続け

とある秋の日に旅立たれました。


つまり主のいない建物の建築を粛々と進めていくという後にも先にも

ないような経験をすることになりました。



本当に色々な事がおこりましたが

今の自分を形成していく上での学びの場になった事は疑う余地がありません。


家庭の事情が有り、何故か病院の送迎までする事にもなりましたが

先ずは人様に尽くすという物事の考えがやがて根付きましたし


その家庭環境故に、彼女を守るために後先かまわず親族とも大喧嘩もしました。

正しい事は主張する。是々非々の姿勢も身につきました。

そして情熱的にも。


御通夜に参列させていただき、親戚の方から

生前の彼女から、建築屋としては余りある評価を伝え聞く事ができました。

お金(信用)は後からついてくる  という言葉の意味も本当に腑に落ちました。


あの時の出来事は本当に大きな財産となっています。

当のご本人は知るすべもありませんが。



麻央さんご自身も沢山の方に、大きな影響を与え続けながら

天国に召されて行ったように思います。


何の供養にもならないですが

人に関わる(関わった)事で立派な置土産になっていますよというお話ですね。



一日一日を大切にしていきたいと思います。










posted by りょうちゃん at 21:42| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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